2025年06月02日
2025年5月27日、本学の永安学長をはじめとする訪問団がライデン大学を訪れ、Annetje Ottow総長ほか大学リーダー層との会談を行いました。この機会に、本学からライデン大学の創立450周年に対する祝意が述べられるとともに、今後のさらなる連携強化に向けて意見交換が行われました。
両大学は、江戸時代の日蘭交流の歴史に根ざした深いつながりを有しており、現在も以下のようなプログラムで毎年10名を超える学生が双方で交換留学を実施するなど、活発な交流が続いています。
・本学留学生教育・支援センターが実施するLJC(Leiden University Japanese Language and Culture Course)でのライデン大学日本学科の学生の受入れを行いました。
・医学部のNagasaki University Medical Fund (NUMF) による若手研究者の受入れを行いました。
・多文化社会学部のオランダ特別コースの学生をはじめとしたライデン大学への派遣を行いました。
今回の訪問では、本学医学部から、ライデン大学メディカルセンター(LUMC)/医学部の元学部長である Pancras Hogendoorn 教授に対し、長年にわたる交流への貢献に感謝の意を込めた表彰が行われました。あわせて、LUMC、人文学部日本学科、オランダ学教育センター、社会科学部、法学部などと本学の関係学部との間で複数の会談が行われ、具体的な連携に向けた協議が進められました。
また、シーボルトが日本から持ち帰った収集品などを展示する「日本博物館シーボルトハウス」でも交流会が開催され、長崎とライデンの深いつながりが改めて確認される機会となりました。
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