2025年06月02日
本学は、東京エレクトロン九州株式会社とネーミングライツ事業実施契約を締結し、情報データ科学部の演習室を「TOKYO ELECTRON Digital Nest(和名:東京エレクトロン デジタルネスト)」と命名し、リニューアルオープンしました。本学としては2例目のネーミングライツ契約となり、これを記念して、2025年4月10日(木)に開設記念式典を開催しました。
今回のリニューアルでは、内装デザインや什器の選定・配置に至るまで、東京エレクトロン九州株式会社が主導してコーディネートを実施。学生にとっては快適な学修環境が提供されるとともに、スポンサー企業にとってはブランドイメージの向上に繋がることが期待され、学生・スポンサー・大学の三方良しの新しい産学連携のモデルケースとなりました。
式典では、長崎大学の永安武学長、東京エレクトロン九州株式会社の林伸一代表取締役社長、情報データ科学部の柴⽥裕⼀郎学部長が登壇し、記念挨拶やテープカットセレモニーが行われました。永安学長は挨拶の中で、東京エレクトロン九州株式会社への感謝の意を表するとともに、参加した学生たちへ「産業界からの期待を感じながら、感謝の気持ちを忘れずに、この快適な環境で勉学に励んでもらいたい」とエールを送りました。
「東京エレクトロン デジタルネスト」は⼯学部1号館4階に位置し、情報データ科学部の学⽣が中心に、プログラミングやデータ解析、コンピュータを活用した半導体回路設計、AI、機械学習など、多くの演習・実習系の授業に使⽤される教育施設です。今回のリニューアルに合わせて、本学でも演習⽤コンピュータシステムの刷新を⾏い、より⾼度で柔軟な演習内容に対応できる環境を整えました。
長崎大学では今後も、この新たな産学連携の取り組みを推進し、人財育成を通じて地域と社会に貢献してまいります。
![]() 情報データ科学部の柴田学部長より施設説明。式典には本学の教職員や学生も多く集まりました。 |
![]() 最後にテープカットセレモニーを行いました。 |
![]() 洗練された明るい雰囲気の演習室に生まれ変わりました。 |