総合生産科学研究科（環境地下水学研究室）の李卓霖さんが日本地下水学会若手優秀講演賞を受賞

　総合生産科学研究科 共生システム科学コース 博士後期課程2年（環境地下水学研究室）の李卓霖さんは、2025年5月31日に日本地下水学会若手優秀講演賞を受賞しました。受賞対象となった研究内容は、2024年度秋季大会で発表した「Decomposition analysis of nitrogen supply in the Kumamoto region in Japan」と題するものです。
　飲料水源を地下水に依存する熊本地域において、硝酸性窒素による地下水汚染の進行が懸念されています。本研究では、研究対象地における作物生産や畜産業、生活排水処理などのデータを活用して、窒素供給量の変化を解析し、その要因分解を行なったものです。
　李さんはこの発表内容をベースに、更なる検討を加えた内容の論文を国際誌に投稿したところであり、今後よりいっそうの活躍が期待されます。

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