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情報データ科学部が2025テクノバ オープニングフェスを開催

 情報データ科学部は2025年7月12日(土)、長崎スタジアムシティの長崎大学テクノロジーイノベーションキャンパス(NUTIC)にて「2025テクノバオープニングフェス」を開催しました。同学部と長崎市は共同実証事業として、昨年度より「創造スイッチ tec-nova Nagasaki(テクノバながさき)」をスタート。小学5年生から高校3年生までを対象としたオープンラボで、2024年7月から43日間で延べ利用者数355名を記録し、大盛況のうちに終了しました。
 今年度は開催場所を文教キャンパスからNUTICに移し、開催期間も7月から翌年2月までの80日以上に拡大し、内容もさらに充実させて実施予定です。本オープニングフェスは、その初日を飾るイベントとして開催されたもので、当日は小学生から高校生とその保護者ら186名が来場しました。
 参加者は同学部生や大学院生の指導を受けながら、VRゴーグルやドローン、3Dプリンターなどの最新のデジタルツールを使ったり、プログラミングやゲーム制作などを体験したりして、楽しみながら学んでいました。指導した大学生にとっても、子どもたちと交流する中で、その創造力の豊かさや吸収力の高さに驚いたり、学びの楽しさや意義を実感する貴重な機会となりました。
 また、同学部の瀬戸崎典夫准教授が「遊ぶように学ぶ 創造的ものづくりが育む資質・能力」をテーマに、来場した保護者や教育関係者を対象に講演を行いました。講演では早稲田大学人間科学学術院の森田裕介教授をゲストに迎え、Society5.0時代に向けた創造的ものづくりの価値について、参加者を交えて活発な議論が交わされました。
 さらに、ソフトバンク、ゼンリン、NTTドコモなどのITサービスを提供する企業もブースを出展。情報技術が社会でどう活用されているのかの展示や説明に、保護者も熱心に耳を傾けていました。
 情報データ科学部はこのテクノバながさきを通じて、子どもたちの創造力を育む場を提供し、次世代を担う人材の育成と地域社会への貢献に取り組んでまいります。

2025年度 創造スイッチtec-nova Nagasaki(テクノバながさき)の詳細はこちらから
https://www.city.nagasaki.lg.jp/page/55325.html


瀬戸崎准教授と森田教授の講演の様子
情報データ科学部の学生らが子どもたちに指導する様子