2025年09月19日
長崎大学経済学部の林麗桂助教のゼミは、2025年8月23日(土)に長崎市茂木町で開催された「第4回 みんなでつくる!茂木花火大会」に参画し、地域の方々とともに大会の企画・運営に携わってきました。
花火大会当日は、ゼミ学生が企画した「茂木提灯ロード」を設置し、花火大会ににぎわいをもたらしました。
<茂木花火大会実行委員会事務局 池山事務局長より>
学生と4ヶ月以上一緒に活動して、こちらが熱意と情熱をいただきました。
私が学生に最初に3つ課題を与えました。
1つ目の課題は、ステージイベントを企画すること。これは自分たちで誰をなぜ呼びたいか検討し、自分たちでアポをとり、結果として相手の都合でうまくいきませんでしたが、その大胆な考え方に我々も勉強になりました。
2つ目は、花火大会の協賛をいただくこと。どこに行くか、どのような方法でするか、ほとんど教えませんでしたが、来年にもつながるたくさんの協賛をいただきました。
3つ目は、出店ブースで何かを販売すること。色々な企画を考えたと思いますが、最終的に提灯ロードを企画してくれました。準備も実行委員会のみんなで実施し、本番では幻想的な風景になり、来年は茂木の住民みんなでしてほしいとの声も上がり、まさに今年の花火大会の花の一つになりました。
学生たちは、リーダーのキャプテンシーと、チームがやってみようという気持ちが混ざり合い、本当に実行委員会がびっくりするほど活躍してくれました。
<林ゼミ学生の感想>
・この約4ヶ月間、花火大会の企画を通して、多くの方々にご協力いただきながら、主体的に励むことができました。また、地域の方々の優しさに触れ、「みんなでつくる」ことの重要性についても考えることができました。
・花火大会の運営を通して、地域の方々や仲間と一緒に作り上げる楽しさを強く感じました。特に、提灯の絵付け体験など自分が考えた企画に参加者が喜んでくれる姿を見られたことが印象に残っています。準備は大変でしたが、努力が形になり人の笑顔につながる瞬間は大きなやりがいでした。この経験を通じて、場づくりの面白さを実感することができました。
・今回の花火大会は、茂木を盛り上げたい、というみんなの想いが詰まった大会だったと思います。特に私たちが企画した提灯ロードでは、それを形にして表すことができました。来場してくれた人それぞれの大切なものに想いを馳せて作られた提灯で、茂木の会場を彩ることができてとても良かったです。
・花火大会は、地域にとって大切な行事だと実感しました。誰かの心に残る体験を生み出すことが、地域の発展や継続につながると感じました。茂木の魅力度向上の一端を担えてとてもいい経験になりました。
・私は企画と別に申請関係のチームに所属していましたが、準備が進んでいく中で花火大会が開催されるまでに「煙火消費計画書」や「火薬類消費承諾願」など、港湾事務所や消防署、警察署へ提出しなければならない書類があり、どのような手順で開催されるのかを知るいい機会になりました。企画を考える中で予算の壁は高かったですが、チームのみんなで乗り越えることができてうれしかったです。プレゼンでも実行委員会の皆様が否定ではなく、よりよくするための意見をくださるので、この機会に新しいことにチャレンジ出来て、いい人生経験になりました。
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・長崎大学 林ゼミ公式Instagram https://www.instagram.com/linzemi_2025?igsh=d3JneHZiNDR2aDMw |
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・経済産業省HP(社会人基礎力) https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/ |
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