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  • 教育・研究

韓国国立水産科学院との学術交流協定の調印式を実施

2025年11月20日、長崎大学は韓国国立水産科学院(National Institute of Fisheries Science, NIFS)との間で学術交流協定の調印式を執り行いました。

調印式には、韓国国立水産科学院のCHOI Yongseok院長の代理として、同院の養殖産業研究部のLEE Jeongyun部長が出席しました。長崎大学からは永安武 学長が出席し、両者により協定書が署名されました。さらに、本学からは安武敦子理事(学生・国際担当)、総合生産科学研究科の河本和明 研究科長をはじめ、関係教職員が同席しました。

今回の協定は、両機関が長年にわたり水産・海洋分野で積み重ねてきて研究交流をさらに発展させるものです。協定に基づき、共同研究の推進、講演やシンポジウムの開催など、活発な研究交流が予定されています。

特に、東シナ海を共有する両国にとって、海洋資源の持続的利用、海洋環境の保全、気候変動への対応は共通の課題であり、国際的な協力が不可欠です。今回の協定締結により、両機関の強みを活かした相互補完的な関係構築が期待されます。

調印式後には、今後の連携に向けた意見交換が行われ、若手研究者の育成や共同研究プロジェクトの具体化について活発な議論が交わされました。