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  • 教育・研究

ボリビアの医師2名が長崎大学病院での研修成果を発表

2026年2月19日(木)、長崎大学病院で臨床実地研修を受けていたボリビアの医師2名が、研修の修了にあたり、院内で成果発表を行いました。

両名は、国際協力機構(JICA)が実施する「消化器疾患専門医育成」国別研修の一環として、2025年6月から約9か月間にわたり、肝胆膵・移植外科および消化器内科において臨床実地研修を重ねてきました。

近年、ボリビアでは消化器系がんをはじめとする消化器疾患の増加が課題となっており、高度医療技術を備えた専門医の育成が急務となっています。本研修は、日本の医療機関において、消化器疾患の診断・治療に関する医療技術を学び、その知見をボリビアで新たに建設された消化器疾患4次病院(Instituto Gastroenterológico de Cuarto Nivel)の臨床現場や研究活動、専門医育成に反映させることを目的としています。

発表会では、研修で得られた臨床的知見や技術的成果に加え、帰国後に自国で実践する具体的なアクションプランについて報告がなされました。担当教員からのフィードバックや活発な質疑応答も行われ、充実した内容となりました。

発表終了後には、両名に研修修了証が授与されました。
今後は、ボリビア国内における消化器疾患医療のさらなる発展に寄与することが期待されています。

ボリビアの医師2名のコメント
「大変充実した研修の機会をいただきました。日本とボリビアでは医療制度に違いがあり、専門分野における高度な実習は国外でしか経験できない部分があります。今回学んだ基礎的かつ実践的な知識・技術を母国へ持ち帰り、現地の医師と共有し、臨床の質向上に貢献したいと考えています。」
「日本の診断や治療の進め方から多くを学びました。これらの手法をボリビアの医療現場に取り入れ、今回得た知見を母国の同僚医師と共有することで、がんをはじめとする疾病の死亡率低減に貢献したいと考えております。長崎大学病院の皆さま、ありがとうございました。」

ボリビアの医師2名のプレゼンの様子
江口教授による研修総括の様子
今回の研修に携わった医師との記念撮影の様子