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  • 教育・研究

総合生産科学研究科(水産学系)山口敦子教授が長崎ロータリークラブ定例会で講演

2026年2月26日(木)、地域経済界のリーダーらが集う長崎ロータリークラブ定例会がホテルニュー長崎で開催され、総合生産科学研究科(水産学系)の山口敦子教授が講演を行いました。

北西太平洋を主なフィールドに魚類の生態や海洋環境、生態系機能を研究している山口教授は、「長崎の魚と自然生態系の今を知り、未来について考える」と題し、普段はなかなか見ることができない貴重な写真を豊富に交えながら、長崎の海の魅力と課題を紹介しました。

また、近代以降の長崎水産業の歩みや海外技術導入による漁業の発展にも触れ、歴史と現在をつなぐ視点を提示。グラバー図譜カレンダーの制作など、研究成果を社会へ発信する取り組みも紹介しました。

さらに、サメ・エイ類を例に、生態系における捕食者の役割や、科学的根拠に基づく資源管理の重要性について解説。十分なデータがないままの駆除や対策が生態系バランスに予想外の影響を及ぼす可能性を指摘し、長期的な調査と客観的分析の必要性を強調しました。山口教授は「魚と自然を正しく知ることが、未来の海を守る第一歩」と結び、参加者に海の未来について考える視点の重要性を訴えました。