2026年03月03日
2020年4月より、本学医学部は、研究者レベルでの交流を深めることを目的として、学術交流協定を締結しているライデン大学(オランダ)およびヴュルツブルク大学(ドイツ)との間で、「長崎大学医学研究基金奨学金(NUMF基金)」を設立しました。本プログラムでは、これらの大学から本学に派遣される研究者に対し、最大3か月間の滞在費・旅費を支援しています。
2025年度、ヴュルツブルク大学から若手研究者のVeronika Selzam氏を迎えました。以下は、Veronika氏の本学での2か月間の滞在報告です。
滞在報告(Veronika Selzam 氏)
NUMF交換プログラムを通して、2026年1月から2月にかけて6週間、長崎大学医学部情報病理学分野の福岡教授の研究室に参加する機会を得ました。
長崎に到着した際には、研究室の皆さんに歓迎会を開いていただき、温かく迎えていただきました。滞在開始時にはすでに取り組む研究プロジェクトが用意されており、データ収集から始める必要がなく、すぐに作業に取りかかることができました。私の研究課題は、“結核菌に感染した組織を分類するための機械学習パイプラインの構築”でした。
研究期間中、定期的に指導やフィードバックをいただき、プログラミングスキルを向上させることができました。また、毎日の病理カンファレンスに参加することで、臨床病理に関する知識も深まりました。研究室の一員としてすぐに馴染むことができ、日本の職場文化や日常生活への理解も深まりました。プログラム全体の運営はとても円滑で、宿泊先も確保されており、必要なときにはいつでも親切に支援していただきました。
長崎での生活について、週末には長崎市内や周辺地域を探索し、グラバー園、稲佐山、原爆資料館、平和公園、崇福寺、興福寺、有田、雲仙、島原、伊王島等を訪れました。長崎の自然豊かな風景と温暖な気候は、特に印象に残りました。また、長崎ランタンフェスティバルでは、美しい中華街の風景を楽しむことができ、茶道体験にも参加しました。そして、ラーメン、とんかつ、寿司など、長崎の多様な食文化も堪能することができました。
最後に、この交換プログラムは、私にとって非常に価値ある経験となりました。この素晴らしい滞在を実現してくださった皆さまに心より感謝いたします。
情報病理学研究室の皆さんとの歓迎会 |
プロジェクトに取り組む様子 |
同僚たちと |
有田ポーセリンパークを訪問 |
雲仙・妙見岳にて |
週末の雲仙旅行 |
長崎ランタンフェスティバル |
