2026年03月04日
情報データ科学部及び大学院総合生産科学研究科では、「第2回データ分析ハッカソン」の成果発表会を2月3日(火)に開催しました。ハッカソンとは「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」を組み合わせた言葉で、参加者が独自のアイデアや視点で、短期間で集中的かつ多角的にデータ解析や開発に取り組み、その成果を競い合うイベントです。
今回は、大学院総合生産科学研究科の講義「マーケティングサイエンス特論」の一環として、第4クォーターの講義の中で実施され、最終日の2月3日(火)に成果発表会が工学部棟4F東京エレクトロン デジタルネストで行われました。講義を履修する大学院生に加え、情報データ科学部の学生や留学生、さらに台湾の国立台北教育大学の学生など計14名が参加しました。
本ハッカソンでは、株式会社インテージテクノスフィア様からご提供いただいたポイントサービスの利用(いわゆる「ポイ活」)に関するアンケートデータをもとに、参加者がそれぞれ研究テーマを設定し、調査・データ分析を行った結果をプレゼンテーション形式で発表しました。学部教員のほか、オンラインを通じて国内外の関係教員や株式会社インテージテクノスフィアのご担当者様も参加し、学生による分析結果や提案内容について意見交換が行われました。
情報データ科学部長の柴田裕一郎教授は、「普段学んでいる分析の知識やテクニックをリアルなデータを使って試すことができる非常に貴重な機会をいただいた」と株式会社インテージテクノスフィア様への感謝を述べるとともに、「同じデータを用いながらも多様な視点で分析が行われており、どれも大変興味深い発表であった。他のチームの発表を聞くことで、データ分析の様々な手法があることを実感する機会になったのではないか。今後の学習や社会での活躍にも必ずつながっていくだろう」と期待を寄せました。
総合生産科学研究科修士課程1年の田中聖人さん:発表テーマ「貯めない理由に基づく新規アプローチの策定」は、普段の研究とは異なるマーケティング分野のデータ分析に挑戦。「誰も着目しない視点」と「伝わるポスター構成」を重視して取り組んだ点が評価され、ポスター優秀賞を受賞しました。今回の経験を通して自信を深めたと語りました。
また、プレゼン優秀賞を受賞した同課程1年の吉次晃史さんと米田亮吾さん:発表テーマ「学生のポイントプログラムに対する選考の多様性と利用者タイプの分類」は、初めてのアンケート分析に挑み、「各質問の意図」や「分析による新たな価値の創出」を意識しながら取り組むことができたと振り返りました。さらに、多くの発表から新しい視点や分析方法を学べたことを今後の研究やデータを活用した課題解決に生かしていきたいと述べました。なお、最優秀賞は国立台北教育大学チームが受賞しました。
本ハッカソンは来年度も継続して開催する予定です。
ポスター賞優秀賞を受賞した田中聖一さん |
プレゼン優秀賞を受賞した米田亮吾さんと吉次晃史さん |
記念撮影(宮本道子・先生参加学生・インド留学生)(オンラインのインテージテクノスフィア様、教師審査員、台湾の皆さん) |
