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#長大生の日常:大学生の春休み ―情報データ科学部生編―

こんにちは。長崎大学学生広報スタッフの情報データ科学部4年 牧山真太朗です。

私は、この春から長崎大学大学院へ進学することが決まっており、今は大学生最後の春休みを過ごしています。このコラムではその春休みの過ごし方をご紹介します。

高校生の皆さんにとって、大学の長期休暇は少し想像がつきにくいかもしれません。春休みは2月上旬から4月上旬までの約2ヶ月間に及び、自分の興味があることに心ゆくまで時間を使えるとても有意義な機会です。この長期休暇をいかに活用するか、楽しむかが学生生活全体の充実度にも関わってくると思います。


私の学生時代の大きな転機の一つも、3年次の春休みにありました。
学部の教育プログラムでインドへIT留学したのです。

約1カ月の滞在中には授業を見学したり、現地の学生と研究、開発活動に参加する機会がありました。その中でインドの学生が持つ技術への情熱に圧倒され、「もっと研究を通して自分の感性や技術、国際性を磨きたい」という素直な好奇心が湧いてきました。

詳細はこちら
https://www.idsci.nagasaki-u.ac.jp/7597

この経験から学ぶことの面白さに気づき、より勉強や研究に身が入るようになりました。
それまでは就職を目指していましたが、この経験が私を大学院進学の道へと突き動かしました。


卒業論文では「考古学×情報技術」という異分野融合の研究に取り組みました。
テーマは「AIによる遺跡の建設工程の復元」。エジプトのピラミッドにおける膨大な石材データの解析を自動化する基盤開発を行いました。
そして、この研究を通じ、歴史的遺産をITで読み解く面白さに目覚め、世界遺産への興味が大きく広がったのです。

無事に卒業研究を終え、大学生活最後の春休みとなったこの3月は、友人とかねてからの念願だったオーストラリアへ旅に出ました。シドニーやメルボルンといった都市を巡ったり、オーストラリア中央部にある世界遺産、ウルル(エアーズロック)を見に行きました。

ウルルは周囲9.4km、高さ348mの巨大な一枚岩で、先住民アボリジニが聖地と崇めている場所。それゆえに、世界遺産の中でも自然と文化の両方の価値が認められた複合遺産です。その圧倒的な存在感を前に、緻密な計算に基づき構築されたピラミッドとはまた違う、大地の神秘と土地固有の文化の深さを肌で感じました。

卒業研究で学んだ遺跡への視点があったからこそ、旅の景色もより鮮明に映ったのだと思います。

大学生活、特に春休みといった長期休暇の魅力は、勉強や旅、アルバイト、趣味など、自分の「好き」をどこまでも広げられるところにあります。
その好奇心の先にある学びを、いつか共に深められる日を楽しみにしています。


この記事は長崎大学学生広報スタッフが執筆しました。
学生らしい言葉や表現で長崎大学ならではの魅力を学内外に発信しています。