2026年07月31日
2026年6月29日、文部科学省主催の「Mext×Funds Forum 2026」が開催され、本学ディベロップメントオフィスの大田廉主任ファンドレイザーがパネリストとして登壇しました。本フォーラムは、教育・研究・スポーツ・文化分野の機関・団体と企業等が一堂に会し、「未来志向のファンドレイジング」をテーマに、社会との共創による価値創出について議論を深める場として開催されたものです。
近年、教育や研究、文化、スポーツの分野では、公的資金に加えて多様な財源を確保しながら活動を発展させていくことが求められており、寄附やクラウドファンディングなどを活用したファンドレイジングへの関心が高まっています。
本フォーラムの趣旨説明では、ファンドレイジングを単なる資金調達ではなく、活動が目指す未来や社会的な意義を広く発信し、その取組に共感する人々や企業、地域社会とのつながりを広げる「仲間集め」のプロセスとして捉える考え方が紹介されました。また、多様な主体が参画しながら社会課題の解決に取り組むためには、支援者との継続的な関係構築が重要であるとの考え方が共有されました。
トークセッションでは、大学や研究機関、自治体などの代表者がそれぞれの取組を紹介しました。本学からは、大田主任ファンドレイザーが登壇し、「寄附をお願いする前に、まず関係をつくる」をテーマに、本学における関係構築型ファンドレイジングの取組を紹介しました。
発表では、大学と企業との間には、「研究成果を知ってもらう機会が少ない」「企業が学生と接する機会が限られている」「大学との関わり方が分からない」といった課題があることを示し、資金不足ではなく接点不足に着目した取組について説明しました。特に、企業の人材確保などの課題を起点に対話を重ね、ネーミングライツやイベントスポンサーシップを活用した本学独自の仕組みにより、企業と学生との接点を創出しながら、継続的な関係構築を進めていることを紹介しました。
また、こうした取組の先に寄附を含むさまざまな連携があるとの考えのもと、大田主任ファンドレイザーは、企業との信頼関係を築き、関係を深めていくことの重要性を強調しました。企業に長崎大学への理解や信頼、共感を深めていただくことが、インターンシップや共同研究、寄附講座、寄附など、多様な連携につながるとの展望を示すとともに、「地方大学だからこそできる」地域や企業との距離の近さを生かした連携の強みについても語りました。
本学では、教育・研究・社会貢献活動を発展させるために、寄附者や企業、地域の皆さまとのつながりを深めながら、教育研究活動を支える新たな支援の輪の拡大に取り組んでいます。今後も多様なステークホルダーとの連携を通じて、本学の教育研究活動を一層推進してまいります。
トークセッションで本学のファンドレイジングの取組について紹介する大田廉主任ファンドレイザー |
【関連リンク】
・Mext×Funds Forum 2026(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/donation_portal-site/forum_2026/index.html
・Mext×Funds Forum 2026(YouTubeアーカイブ)
https://www.youtube.com/watch?v=VPr4wo09G7k
※フォーラムの模様は文部科学省YouTube公式チャンネルでアーカイブ配信されています。
