2026年08月17日
総合生産科学研究科 博士前期課程1年次の保田 和奏さん(総合生産科学専攻 共生システム科学コース、化学・物質科学分野)が、第13回高分子学会グリーンケミストリー研究会シンポジウム第27回プラスチックリサイクル化学研究会研究討論会合同研究発表会2026年8月6日(木)~7日(金) 九州工業大学 戸畑キャンパス 中村記念館(福岡県北九州市))において「最優秀発表賞」を受賞しました。
受賞研究題目は、「二酸化炭素加圧下でのポリウレタンフォームの低水量加水分解」です。
保田さんの研究は、深刻化する廃プラスチック問題の解決に向け、ポリウレタンフォームを二酸化炭素加圧下で加水分解し、有用な化学原料であるアミンとポリオールを回収・再利用するケミカルリサイクル技術に関するものです。
二酸化炭素を利用することで、副生成物や触媒残渣の発生を抑えながら、少ない水量でも化学原料を回収できること(低PMI*であること)を示すとともに、回収したポリオールを用いたポリウレタンの再生についても検証しました。
『最優秀発表賞』は、優秀発表賞の中でもとりわけ卓越した評価を得た場合にのみ授与される賞です。
本研究は、資源循環の高度化と廃棄物削減を通じて、長崎大学が掲げる「プラネタリーヘルス」の実現に資する成果であり、実用化・社会実装を視野に入れて進められています。
用語説明 * PMI(Process Mass Intensity): 「製品を作るのに、どれくらい無駄なく材料を使えたか」を見るための指標です。
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