2026年08月26日
2026年8月16日(日)・17日(月)の2日間、長崎大学経済学部木村研究室は、みらい長崎ココウォークにおいて,琴海の野中果樹園と連携し、「琴海産シャインマスカット販売&クイズ型ワークショップ」を開催しました。
木村研究室では、琴海地域をフィールドに、地域の人や事業者と関わりながら、地域の魅力を発見し、それを多くの人に伝える活動を行っています。今回のイベントも、シャインマスカットの販売を通して琴海を知ってもらい、「琴海に行ってみたい」「琴海のお気に入りを見つけたい」と思ってもらうことを目指して、学生たちが企画・準備から当日の運営までを担いました。
大粒のシャインマスカットに思わず「おっきい!」
販売したのは、野中果樹園で育てられた琴海産シャインマスカットです。会場にずらりと並んだシャインマスカットは、一粒一粒が大きく、通りかかった来場者からは「おっきい!」「粒が大きいね」「おいしそう」といった声が多く聞かれました。
学生たちは、ただ商品を並べて販売するのではなく、「今が旬です」「大粒で甘いです」「農家さんから届いた新鮮なシャインマスカットです」など、一人ひとりの来場者に合わせて声をかけました。1日目の経験を踏まえ、2日目には商品の配置や声かけの内容も見直し、シャインマスカットの魅力がより伝わるよう工夫しました。
中には、「昨日買っておいしかったので、また買いに来ました」と2日続けて足を運んでくださった方や、SNSでイベントを知って来場された方もいました。学生たちに声援や差し入れをくださる方もおり、地域の方々や来場者の温かさを感じる2日間となりました。
シャインマスカットの販売のようす |
楽しく学ぶ「シャインマスカット研究室」
販売ブースの隣では、子どもたちを対象としたクイズ型ワークショップ「シャインマスカット研究室」を実施しました。
シャインマスカットについてのクイズや簡単な実験に挑戦しながら、おいしい実の見分け方や保存方法などを楽しく学ぶ内容です。学生たちは、参加する子どもの年齢やペースに合わせて言葉を変えたり、名前を呼びながら会話をしたりと、楽しんでもらえる雰囲気づくりを工夫しました。
子どもたちが笑顔でクイズや実験に挑戦する姿も多く見られ、学生にとっても、「伝える」だけではなく、来場者との会話を通して一緒に楽しむことの大切さを実感する機会となりました。
学生がワークショップでクイズを出題するようす |
シャインマスカットから琴海へ
購入者には、学生が琴海で出会った風景を使ったポストカードをプレゼントしました。ポストカードを手にした方からは、「とてもきれいな景色ですね」といった声も聞かれ、シャインマスカットをきっかけに、琴海の自然や風景にも目を向けてもらうことができました。
一方で、学生たちの振り返りでは、「シャインマスカットの魅力を伝えることに夢中になり、琴海そのものの魅力を十分に伝えきれなかった」という声も多く挙がりました。商品を販売することと、その商品が生まれた地域の魅力を伝えることは同じではありません。今回の経験を通じて、学生たちは、生産者の思いや地域の物語を自分たち自身がもっと知り、自分の言葉で伝えることの大切さに気づきました。
また、「なぜ大学生がシャインマスカットを販売しているのですか」「なぜ琴海で活動しているのですか」「琴海にはどんな場所がありますか」といった来場者からの質問も、今後の活動を考える大きなヒントとなりました。
子どもがワークショップに参加しているようす |
「琴海に行ってみたい」につながる次の一歩へ
今回のイベントでは、商品の並べ方、声のかけ方、来場者との距離感、チーム内での役割分担など、実際にやってみたからこそ分かったことが数多くありました。学生たちは、1日目の反省をその日のうちに共有し、2日目のレイアウトや接客方法を改善するなど、現場で試行錯誤を重ねました。
シャインマスカットという「おいしい入口」を通して琴海を知ってもらった今回のイベント。
今後は、琴海の食や景色だけでなく、そこで暮らす人や働く人の魅力にも目を向け、「実際に琴海へ行ってみたい」と思ってもらえるような企画へと発展させていきます。
木村研究室では、今回得られた多くの気づきと来場者の皆様からいただいた言葉を今後の活動に生かし、琴海の新たな魅力発信に取り組んでいきます。
■Instagram
木村研究室:https://www.instagram.com/kimuralab/
