2026年09月01日
2026年8月24日(月)、文部科学省主催の「N-E.X.Tハイスクールキックオフフォーラム」が開催され、永安学長が登壇しました。本フォーラムは、2040年の社会を見据えた高校教育改革の取組「N-E.X.Tハイスクール」のスタートに合わせて開催されたキックオフイベントで、企業、教育機関、大学など幅広い分野の有識者が集い、高校教育の将来像について議論を深めました。
当日は会場参加者約450名、オンライン事前登録者約1,350名が聴講する中で、全国の教育関係者等に向けて山梨県と長崎県の代表事例が発信されました。長崎県のセッションでは高校と大学が連携した人材育成をテーマに発表が行われました。永安学長は、国立大学から唯一の登壇者として、長崎県教育委員会教育長の前川謙介氏とともに長崎県の取組を紹介しました。
2040年の社会は、AIをはじめとするデジタル技術の発展や社会の急速な変化により、将来を予測することが難しい時代になると考えられています。また、就業構造の変化に伴い、地域社会・経済を支える人材や理工・デジタル人材の不足が懸念されています。こうした状況を踏まえ、本フォーラムでは、AI・DX等を活用した生産性向上を担う人材や、新たな価値を創出する理工系人材の育成が重要であり、高校教育として生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出すことが重要であるとの考え方が共有されました。
第1部では、ソフトバンク株式会社の源田泰之氏による基調講演のほか、源田氏とFC今治高校学園長の岡田武史氏による対談が行われました。第2部では、山梨県と長崎県それぞれの取組について事例が紹介されました。
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長崎県のセッションでは、「長崎県立長崎鶴洋高等学校の取組」をテーマに、海洋県である長崎の特色を活かした探究学習や人材育成の取組を紹介しました。
永安学長は、長崎県では、その地理的特性を生かし、中等教育、高等教育、産業界が連携した人材育成の仕組みが構築されていることを説明しました。
また、本学では、水産学部をはじめ、工学部、環境科学部、情報データ科学部が連携し、ICTやデジタル技術を活用した水産業の高度化に取り組むことで、新たな産業の創出や若い世代の産業振興への関心を高めることができると説明しました。さらに、将来の地域産業を担う人材を育成するためには、大学が中等教育と産業界を結び付ける役割を果たすことが重要であり、大学の研究内容や最先端の取組を高校生に紹介することで、生徒が地域の可能性や自身の将来に夢や希望を持てるよう支援していると述べました。
本学は、今後も教育委員会や企業、地域の関係者と連携を深めながら、教育・研究のさらなる充実を図るとともに、地域社会の発展と未来を担う人材の育成に取り組んでいきます。
前川教育長(左)と永安学長(右) |
