2026年10月09日
2026年10月4日に長崎大学で開催された The 17th Joint Symposium of Nagasaki University and Jeju National University on Science and Technology(JSST2026)において、長崎大学大学院 総合生産科学専攻 博士前期課程の学生3名が Best Poster Presentation Award(優秀ポスター発表賞)を受賞しました。
受賞した学生および発表題目は以下のとおりです。
・山本立樹さん(博士前期課程2年)「Numerical Simulation of Heat and Mass Transfer in Ceramic Kilns During the Firing Process」(焼成過程における窯業炉内の熱物質輸送数値シミュレーション)
・田代真友梨さん(博士前期課程2年)「Simultaneous Plating of Different Metal Films Using Gel Electrolytes」(ゲル状電解質を用いた異種金属の同時成膜)
・藤本慶來さん(博士前期課程1年)「Acetone-Sensing Behavior of SnO2-Based Semiconductor Gas Sensors under UV Irradiation」(UV照射下における酸化スズ系半導体式ガスセンサのアセトン応答特性)
山本さんは、陶磁器を焼成する過程の窯業炉内における熱物質輸送を数値シミュレーションにより解析し、歩留まり向上と二酸化炭素排出量削減に貢献しようとするもので、本発表では長崎県窯業技術センターの協力のもと、1300℃に加熱された実験炉をモデル化し、炉内の熱流動の様子を可視化しました。
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田代さんは、めっき浴をゲル化したゲルめっき法を用いて、単一基板上の異なる領域にNi膜とCo膜を同時に成膜する手法について検討しました。液体電解液とゲル状電解質を組み合わせたハイブリッドめっき、および異なる組成のゲル状電解質を組み合わせためっきを行い、それぞれの領域に形成された膜の最大磁気モーメントと見かけの膜重量を評価しました。
その結果、電解液の状態が各領域の成膜量に大きく影響すること、さらに両領域をゲル状電解質とすることで、異なる領域間の見かけの膜重量の差を小さくできることを示しました。
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藤本さんは、SnO2系半導体ガスセンサを対象として、UV照射がアセトン応答に及ぼす影響を評価するとともに、拡散反射赤外フーリエ変換分光法(DRIFTS)を用いてガス応答メカニズムの解明を行いました。
研究内容およびポスター発表が高く評価され、今回の受賞となりました。
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