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  • 受 賞

総合生産科学研究科(化学海洋学研究室)の井原誉さんがPacific-Asian Marginal Seas Meeting (太平洋・アジア周辺縁辺海 国際会議) 2026で学生ポスター賞を受賞

総合生産科学研究科博士前期課程の井原誉さん(化学海洋学研究室、指導教員:近藤能子教授)は、2026年6月15~18日に北海道大学で開催されたPacific-AsianMarginal Seas Meeting 太平洋・アジア周辺縁辺海 国際会議 2026において、学生ポスター賞を受賞しました。

受賞対象となった発表タイトルは、「Distribution and oxidation rates of Fe(II) in the coastal area in Japan (Ariake Sea and Omura Bay) during summer 2024」です。

鉄は海洋の生物にとって不可欠な元素ですが、海水に溶けにくく、その存在状態は周囲の環境によって変化します。本研究では、夏季に海底付近の酸素が少なくなる有明海と大村湾を対象に、海水中の鉄の分布と酸化される速さを調べました。
その結果、有明海では河川水や太陽光の影響を受ける表層で還元態の鉄(二価鉄)が多く存在することが示されました。また、鉄の酸化速度は水温や塩分、有機物の影響を受けることが示されました。
これらの結果は、沿岸海域における鉄の循環を理解するうえで、酸素環境だけでなく、さまざまな環境要因を考慮する重要性を示しています。

右から4番目 井原 誉さん