2026年10月22日
2026年10月15日、京都市の私立ノートルダム学院小学校5年生99名が、平和学習の一環として長崎大学医学部を訪問しました。当日は、本学の教育・研究活動や被爆の歴史について学ぶとともに、研究者との交流を通じて医学研究への理解を深めました。
児童たちはグループに分かれ、山下俊一名誉教授による講話、日達真美助教(熱帯医学研究所生態疫学分野)による講話、熱帯医学ミュージアムの見学、ならびに横田賢一特命助教(原爆後障害医療研究所)による原爆医学資料展示室での解説を受講しました。
横田特命助教による原爆医学資料展示室での説明 |
山下名誉教授の講話では、「放射線とは」のタイトルで、物質の成り立ちから放射能への理解、そして科学の面白さについて話されました。さらに自身の生い立ちや長崎での暮らし、研究者として歩んできたキャリアについて紹介がありました。原爆後障害研究に長年携わってきた経験を踏まえ、医学研究の意義や医師としての倫理観、使命感について語られ、児童たちは熱心に耳を傾けていました。
山下名誉教授による講話の様子 |
続いて、日達助教からは感染症に関する講話が行われ、感染症が人々の生活や社会に与える影響、研究を通じて社会に貢献することの重要性について説明がありました。さらに、横田特命助教からは、旧長崎医科大学(現在の長崎大学医学部)が原子爆弾によって受けた被害や当時の状況について紹介がありました。
日達助教による感染症についての講話 |
熱帯医学ミュージアムおよび原爆医学資料展示室の見学、講話では、児童たちは原爆により本学が受けた被害や十分な治療もできなかったことを知り、今回の訪問を通じて、平和について学ぶだけでなく、本学が取り組む感染症研究、原爆研究の役割について知る貴重な機会となりました。
長崎大学では、今後も地域や学校との連携を通じて、平和の尊さや医学・科学の重要性を次世代へ伝える活動を推進してまいります。
熱帯医学ミュージアムを見学する児童たち |
