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国際原子力機関と実務合意を締結

 本学は,66回目の長崎原爆忌に当たる8月9日,国際原子力機関(IAEA)との間で,教育と人間の健康についての協力についての実務合意を締結しました。

 長崎大学において行われた調印式では,小路武彦副学長,松山俊文医学部長,甲斐雅亮医歯薬学総合研究科長事務取扱をはじめ関係者立ち会いのもと,片峰茂学長と,Rethy Chhem IAEA原子力科学応用局ヒューマンヘルス本部長が実務合意書に署名を行いました。

 本学とIAEAとの交流は,2009年から人物交流を中心に始まっており,継続的な協力体制を構築することによりさらなる成果が期待されるため,今回実務合意を締結することになりました。人事交流の継続により,本学からIAEAへ派遣された若手研究者が将来,アジア諸国で放射線被ばく医療分野の人材育成において指導的な役割を担うことが期待されます。

 今回の実務合意は,元長崎大学大学院医歯薬学総合研究科長で,今年7月15日付けで福島県立医科大学副学長に就任した山下俊一教授並びに高村昇医歯薬学総合研究科教授とIAEA元事務次長谷口富裕氏及びRethy Chhem本部長との交流を通してもたらされました。

 本学では,様々な分野での共同プロジェクトや大学院生・研究者の学術交流を進めています。

 

 <国際原子力機関のHP:http://www.iaea.org/

 

調印の様子
調印の様子

実務合意締結後,握手を交わす片峰学長
実務合意締結後,握手を交わす片峰学長