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長崎大学留学生センターサマープログラム2011を実施

 長崎大学留学生センターでは,8月22日から8月30日にかけて,オランダのライデン大学から学部学生9名を招いて「長崎大学留学生センターサマープログラム2011」を実施しました。

 滞在中は,日本語の授業をはじめ,日蘭交流や日本のアニメに関する講義を受講しました。また,日本の文化を直接体験するクラスでは,これまで書物やインターネットでしか知らなかった茶道や着物の着付けを通して日本人のものの考え方や風俗・習慣に対する理解を深めました。更に,雲仙・島原にも出かけ,長崎の雄大な自然に触れるとともに,普賢岳の噴火から20年に亘る復興の道のりも学習しました。

 また,長崎大学の学生サークル「アミーゴ」のメンバーと一緒に日蘭交流の足跡を探しながら長崎市内を散策したり「突風」のメンバーから「よさこい」を習ったりして,友情を深めました。同年代の若者同士だけに打ち解けるのも早く,プログラムの行事以外でも活発な交流を続けました。滞在中ほとんど毎日のように一緒に過ごしていたため,帰国後もEメールを通して連絡を取り合っているそうです。来年の長期休暇にはお互いに行き来しようという計画もあるらしく,一過性では終わらない交流が今後の日本とオランダの友好関係を促進してくれるものと期待されます。

 本年から開始した留学生センターサマープログラムは,日本語を履修している学生(日本語を300時間程度学習した者または日本語能力試験N4(旧3級)合格相当の日本語能力を有する者)に対し,短期の日本滞在を通して日本語の学習を促進するとともに,日本の文化・社会を直接見聞する機会を提供することを目的とするものです。

 第2回目は,2012年の夏に実施予定です。

<ライデン大学HP>:http://www.leiden.edu/

 

長崎の雄大な自然と触れ合う留学生たち
長崎の雄大な自然と触れ合う留学生たち

ダンスを通して交流を深める留学生たち
ダンスを通して交流を深める様子