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第3回九州・沖縄アイランド女性研究者支援シンポジウムin長崎を開催

 9月3日,「第3回九州・沖縄アイランド女性研究者支援シンポジウムin長崎」を長崎大学の当番により医学部良順会館ボードインホールにおいて開催しました。同シンポジウムと並行し同会館専斎ホールにおいては,九州地区参加大学である熊本大学,九州大学,宮崎大学,佐賀大学,大分大学,鹿児島大学,琉球大学,長崎大学及び長崎県男女共同参画推進センターによるコンテスト形式のパネル展示も行われ,多くの参加者が見入っていました。

 同シンポジウムは全体テーマを「西端(ながさき)につどい羽ばたく支援の絆」とし,片峰茂学長から開会挨拶があった後,文部科学省の笹井弘之生涯学習政策局男女共同参画学習課長から「科学技術・学術分野における男女共同参画の推進―第三次男女共同参画基本計画の策定を踏まえてー」の基調講演,大阪大学社会経済研究所・大竹文雄教授から「男女間格差をめぐる経済学」の特別講演が行われました。

 続いて,パネルディスカッションが行われ,第一部は九州地区参加大学から「女性研究者を増やすための取り組み」について各大学における取り組み状況の発表が行われました。

 第二部では,九州地区参加大学のパネリストによる討論が行われ,独立行政法人科学技術振興機構の山村康子科学技術システム改革事業プログラム主管をコメンテーターに迎え,長崎大学副学長・大井久美子男女共同参画推進センター長の司会で行われ,女性研究者を増やすための方策等について討論を深めることが出来ました。

 パネルディスカッションの後,大井センター長から長崎宣言(案)が読み上げられ,出席者全員の賛同を得て長崎宣言が採択されました。最後に,長崎大学の須齋正幸理事から閉会の挨拶があり同シンポジウムを終了しました。

  

 

開会挨拶をする片峰学長
開会挨拶をする片峰学長

基調講演をされる笹井課長
基調講演をされる笹井課長

パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子