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県内初のドクターカー「龍馬」 運用開始

ドクターカー龍馬
ドクターカー「龍馬」

河野病院長挨拶
挨拶する河野病院長

5月7日、病院は医師や看護師らが救急の現場に駆けつけるドクターカー「龍馬」の運用を始めました。ドクターカーを配備した病院は県内で初めてです。

ドクターカーの出動によって医師の適切な処置ができるため、救命率を上げるとともに、脳血管障害などの後遺症の軽減が期待されます。ドクターカー「龍馬」は長崎市消防局からの要請を受け、救急救命士や医師らが乗り込んで出動する態勢で、主に長崎市内(病院から5km圏内)での事故などに対応します。救急医療に必要な機器や薬剤などを積み込んだ車両は5人乗りの普通乗用車で、県地域医療再生臨時特例基金などを使って整備しました。

運用を祝して行われたセレモニーには病院関係者約40人が出席。河野茂病院長は「新しい救急医療として、ドクターカーの存在にご理解をいただければと思います」と挨拶しました。長崎市消防局の時津哲郎局長も「高齢化などにより、昨年度の救急車の出動回数は2万2034回を数えました。今回のドクターカーは迅速な救急医療として心強く思っています」と期待を寄せました。