下川 瑞貴さん
工学部 化学・物質工学コース 2年生 栄東高等学校(埼玉県)出身
一般選抜 前期日程
(取材&撮影 2022年9月)
大学で学びが濃く深くなり、
化学好きに磨きがかかりました!
新サークルを立ち上げたり、学内イベントを開催したり「やりたいことは即トライ」がモットーの下川さん。実用性が魅力の工学部、中でも化学・物質コースを目指したのは予備校時代。化学の面白さに改めて気づいたからと話します。

「高分子、有機化合物と社会との繋がりを知り、もっと勉強したくなりました。大学に入り受験と別の意味で必死に勉強しています。受験勉強では触れない専門分野の知識が必要だから。例えば、化合物ができる過程の反応機構やその理由への理解も求められるのです。だけど、化学は知れば知るほど面白いから勉強も楽しいです」。大学で化学好きに磨きがかかったようですね!

ちなみに剣道部にも所属しており、昇段目指して目下奮闘中です。

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2022年に仲間と発足させた微積サークル。「受験で身につけた知識を活用すること」「学びの楽しさを学内外に発信すること」を目標に日々理数系科目の問題&企画に取り組んでいます。写真は入部テストの様子(珍回答もOK! 誰でも入部できます)。 
苦手な科目はありましたか?
伸び悩んだ数学は基礎力をつけて成績アップ
数学は好きな教科だけど伸び悩んでいました。
成績を上げることができたのはトコトン基礎力をつけたから。

問題の要点を理解した後、関連問題、応用問題へとステップアップできるテキストを使うと基礎から実践問題にまで実力を伸ばすことができます。自分にピッタリの基礎固め参考書を見つけたらトコトンやると良いと思います。
受験生時代に愛用していた数学の白チャート(通称)。理解すべき部分が分かりやすく書かれているし、関連問題もセットになっていて、僕にはピッタリでした。
効果があった勉強法を教えて
過去問で本番さながらの試験を定期的に織り交ぜる
基礎固めをする夏前の時期にも
定期的に過去問を本番のように解いていました。
理由は「志望校と自分の実力との距離感」を測るため。また、持っている力をフル稼働させて問題に挑むことが実践力を高めると思ったからです。
メンタルを保つコツは?
失敗の経験は、次の壁を乗り越えるための燃料になる
受験期に周りへの劣等感、試験での失敗での落胆は尽きることがありません、
僕はその経験を燃料にして勉強に打ち込みました。受験勉強での失敗は次の成功につなげることができます。
つまずきを乗り越えて勉強した自信が本番で活きるはずです。
先生方の強力なサポートがあり、自分を試すチャンスが数多くあります

大学の学びは高校時代のように丸暗記では乗り切れないので、授業以外の時間に質問に行くこともしばしばです。そんな時、先生のサポートが手厚く、研究に接する機会もあり、実力をつけるチャンスが数多くあると感じます。

また、工学全般の基礎力を高められるカリキュラムが長崎大学の特徴です。基礎実験もその一環で、僕はIOT実験が面白いと感じました。

学部とは別ですが、工学祭実行委員会に所属しています。他コースや院の先輩との交流の場になっていて、進路についてなど良い刺激になっています。



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