歯科は人を相手にする仕事。だからこそ、座学だけでは学べない、人それぞれに合わせた“臨機応変さ”が必要だと感じています。長崎大学歯学部の早期体験実習では、開業歯科医院や総合病院で歯科医療の現場を見ることができ、歯科医師としての心構えができます。
また、僕は高校時代に化学と物理を選んでいて、生物を学んでいないことに少し不安がありました。歯学部では『細胞生物学』『歯科学のための生物科学』など、生物関連の授業が1年生から多いのです。しかし、どの授業も生物非履修だった学生のために丁寧な解説がありました。本人に学ぶ姿勢さえあれば十分に理解できると思います。僕自身も、これからさらに歯学の専門性が進む上で、基礎を培えたと感じています。