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経済学部 大倉准教授の論文がリスク教育分野の専門誌Journal of Risk Educationに掲載

経済学部の大倉真人准教授が、柳瀬典由東京経済大学経営学部教授と共同で執筆した「New Challenges to Broadening Undergraduate RMI Education in Japan: Effective Use of Seminar Classes on a Nationwide Scale」が、リスク教育分野の専門誌であるJournal of Risk Education(Volume 5, No.1, pp. 21-31)に掲載されました。
この論文は、大倉真人准教授の専門である保険・リスクマネジメント分野に関わる教員・学生などによって組織されている「全国学生保険学ゼミナール」(Risk and Insurance Seminar: RIS)を通じた保険・リスクマネジメント分野における教育を紹介したものであり、長崎大学経済学部(大倉真人ゼミナール)も2005年度大会より参加しています。本論文は、このRISにおける目的およびモチベーション、教育プログラムのデザイン、業界との連携、参加学生に期待される成果などについてまとめたものであり、日本における大学生に対する保険・リスクマネジメント教育について論じたものです。
これまで、日本における保険・リスクマネジメント教育については、そのほとんどが日本語で書かれかつ日本国内の雑誌に掲載されたものであったことから、国際的に見た場合、日本においてどのような保険・リスクマネジメント教育が行われているのかについて十分に知られていないのが現状です。このような現状を鑑みた場合、本論文は、日本における保険・リスクマネジメント教育を国際比較検討等する際などにおいて、貴重な資料になるものと思われます。
なお本論文は以下のウエブサイトより入手可能です。
http://www.jofriskeducation.org/index.php/jore/issue/viewIssue/7/11