「子どもの興味や関心を引き出せる
教師を目指して取り組んでいます」
「厳しい道でも自分が目指したい道を選びなさい」。受験生だったAOIさんをそう諭したのはお父さんでした。小学校教師に憧れ、子どもの興味、関心を引き出せる教師になりたいと考えていたAOIさん。当初から教科授業開発※1の科目を体系化している長崎大学を志していました。しかし、大学入学共通テストを課さず、合格通知も早い大学の存在を知り、目標を見失いかけた時期があったのです。そんな時、導いてくれたのが冒頭の言葉でした。現在、大学での授業・実習に積極的に取り組む彼女が目指す指導者像のモデルは、小学生の頃の担任の先生、そしてお父さん。「子どもたちの大事な時に寄り添って、支えられる先生を目指します」。理想の教師への道は平坦ではないけれど、今では目標を見失うことなく、一直線に夢への歩みを進めています。
注
- ※1 教科授業開発系 –3つの系-
- 長崎大学教育学部小学校教育コースでは、教育現場の様々な課題に対応できる多様な人材を育成するために3つの系を設けています。教育学と心理学に基づいた学びが特徴の「子ども理解系」、授業づくりに必要な教科指導力と授業開発力を身につける「教科授業開発系」、地域社会の文化、特徴、課題を踏まえて教育に繋げる「離島・地域文化系」の3つです。小学校教育コースの全学生が入学後、3つの系から希望を選択して科目を履修します。
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