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経済学部学生が「おむすび作り」で日本語学校の学生と交流しました

 2025年1月24日(金)に、長崎大学経済学部の木村眞実教授と津留﨑和義准教授のゼミ生が、島原国際日本語学校の学生と「おむすび体験会」を通じて交流しました。
 これまで木村ゼミの「国際交流班」では、日本国内在住の外国人が抱える悩みや日本への期待について調査を行ってきました。調査の中で、日本語学校に通う学生の多くは、日本での進学や就職を目指す一方で、日本文化への理解を深める交流イベントを求めていることがわかりました。
 国際交流班では、その期待を超えるようなイベントを模索し、関連する情報を収集・検討しました。
その過程で、長崎大学留学生教育・支援センターが主催する「おにぎりアクション」を知り、実際に参
加。その経験を通じて、一緒におむすびを作ることで、参加者同士の距離を縮まり、食文化を通じた相互理解が深まることを実感しました。また、木村ゼミ・津留﨑ゼミの「橘湾インタープリター計画班」(https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/news/news4528.html)でも、当初、「おむすび」の出展を企画しており、島原半島の海の幸・山の幸を活かした具材を準備していました。
 そこで、これらの活動を活かし、おむすび体験会を日本語学校で開催することとしました。実施に際して、島原国際日本語学校の小渕校長・村﨑教諭をはじめ、雲仙観光局(荒木様・堀口様)、島原観光ビューロー(田口様)、長崎大学留学生教育・支援センター(古本様・宮脇様・徳重様)からご協力をいただきました。
 イベント当日は,留学生57名とゼミ生8名が参加しました。まず、「おむすびマップ」を用いて、具材の特徴や生産者のこだわり、歴史について説明。その後、各班に分かれて、ゼミ生がお手本を見せながら、一緒におむすびを作りました。

■参加したゼミ学生の振り返り:
  準備段階において村﨑先生がお忙しい中、何度も私達の日程に合わせミーティングを快くお受けいただいたお陰で入念な擦り合わせができ、お互い齟齬のないイベント実施に繋がったと思います。また、具材マップやポスターを作成する案も前回の反省を流用したことでグループメンバーの適正を判断し、一人一人ができることを全うしたことでイベント実施に向けた準備を着々と進められたのだと思います。
 おにぎりに対して多少の抵抗感があるのではと予測していましたが、大半の方は挑戦してくれたので非常に嬉しかったです。その点も含めて、具材も特産のものにこだわり、具体的に検証していくことの大切さを改めて実感しました。まず、おにぎりアクションの参加があったからこそ今回のイベントを実施することができたと考えているので、小さなことでも興味があるものには果敢に取り組むことが重要だと思いました。
 今回のイベントでは前回の反省を活かし、同じ失敗をしないよう入念に準備を行い臨んだ。イベントの開催にあたり、現地やオンラインで先生との打ち合わせを行い、当日の流れやイベント内容についての情報を共有した。また、ポスター等の準備を行い、学生に私たちのことを少しでも知ってもらえるよう取り組んだ。結果として、明らかに前回とは違った。前回はイベント後に反省だけが残ったが、今回はイベントをやり遂げた実感が自分の中であった。

なお、国際交流班では2024年12月16日に「カレー作り」を通じて外国人就労者と交流しました。
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/news/news4529.html
今後も、食を通じた国際交流の機会を広げていく予定です。

「おむすびマップ」を使い説明する様子  
おむすび作り体験会の様子

教室内での記念撮影

有明海に臨む校舎前での記念撮影

作成した「おむすびマップ」

【参考情報】
Instagram:木村眞実教授ゼミ
https://www.instagram.com/kimuralab._.unzen?igsh=MWF1bjY1bWFrbjdpag==

Instagram:津留﨑和義准教授ゼミ
https://www.instagram.com/tsurusaki_seminar?igsh=bDdkaHprZHZ0aW90