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経済学部 藤井暢人助教らの研究成果がGlobal Journal of Management and Marketing誌に掲載されました

ダブル・ブラインド・ピアレビュー(double-blind peer review)[1]の国際ジャーナルである“Global Journal of Management and Marketing”誌(平均採択率20%)に、経済学部の藤井暢人助教らの論文“The incongruent influence of contextual factors on the relationship between empowering leadership and employee creativity”が掲載[2]されました。
本論文は、エンパワーリング・リーダーシップが従業員の創造性を促進するメカニズムを検討した理論研究となります。本論文では、これまで看過されてきたメカニズムの視点として、次の2点を指摘しています。第1に、従業員の創造性が個人的要因のみならず社会的要因からも影響を受けると考える相互作用論の考えです。第2に、従業員が情報をいかに受け取り、解釈し、行動するかに注目する社会的情報処理理論の視点です。これらの2点の示唆を考慮し、既存研究で指摘されたメカニズムを再考することで、エンパワーリング・リーダーシップと創造性の関係が左右される可能性と要因を明らかにしました。
なお、このジャーナルは、経営、戦略的経営、リーダーシップ、マーケティングにおける理論的、経験的または教育的な論文を掲載しています。

[1] 査読者と論文著者が互いに匿名な状態で審査が行われること

[2] https://www.igbr.org/wp-content/uploads/2020/04/GJMM_Vol_4_No_1_2020.pdf

The incongruent influence of contextual factors on the relationship between empowering leadership and employee creativity
*クリックして拡大(PDF:100KB)

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