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自律無人航行船ASVによるCO₂除去・回収の世界でも例がない実験に成功

海中CO2増加による温暖化、及び、海洋酸性化に対処するため、局所的に海水からCO2を除去・回収することが求められています。

長崎大学海洋未来イノベーション機構実海域技術開発研究推進センター総合生産科学研究科(工学)山本郁夫教授研究室は吉田弘客員教授(JAMSTEC)の指導を得て、海水からCO2を分離する装置を搭載した小型自律無人航行船(図1)を開発し、大村湾海域にて海水を自動採取し、含有CO2を分離し固体状にして除去・回収する、世界でも例がない実験に成功しました(図2)。これにより、海流などの海洋情報をリアルタイムで取り込み、海洋で動的に海水CO2分離を行うロボットシステムの基礎が確立され、今後の海洋分野での地球温暖化対策への活用が大いに期待されます。

協力先:JAMSTEC、大村湾漁協、時津町、佐世保海上保安部、夢想科学

図1 海中CO2分離装置搭載自律無人航行船(ASV:Aunotomous Surface Vehicle)
図2 吸着剤により固定化された二酸化炭素