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母子共に気持ちいいと感じていることを脳活動計測から実証

2016年09月16日

   医歯薬学総合研究科 先進予防医学共同専攻 先進予防医学講座 神経機能学分野の篠原一之教授は、ユニ・チャーム株式会社と共同で、世界初“触感”を通じた母子相互作用の脳活動をNIRS(ニルス)※で測定する技術を確立し、この研究成果を2016年9月10日(土)の第38回日本生物学的精神医学会にて発表しました。

 【篠原教授のコメント】
   触感に関しての研究は、視覚や聴覚などの他の感覚の研究に比較して遅れていますが、乳児の発達や人と人との絆の形成に対して大きな役割があることは経験的に知られていることと思います。近年、行動学的及び生理学的な研究から科学的な証拠が報告され始めていますが、脳科学的な側面からのアプローチはまだ十分ではありません。そこで今回我々は、触感を通じた母子相互作用時の脳活動を母子同時に測定するという試みに初めて挑戦しました。その結果、母子の脳活動が同調しているという、脳科学的な側面の一部を解明することができました。今後もさらに触感の研究を進めることによってスキンシップのメカニズムを解明し、よりよい製品の開発に繋がっていくことを期待しています。

詳しくは、ユニ・チャーム株式会社のホームページをご覧ください。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/2016/1204394_3942.html

 ※NIRSとは、近赤外線分光法(Near Infra-Red Spectroscopy)を指す

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