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「原発事故と甲状腺がん」に関する単行本「Thyroid Cancer and Nuclear Accidents」を出版

長崎大学理事・副学長の山下俊一教授が、インペリア・カレッジ・ロンドンのGerry Thomas教授と共に、Elsevier社から「Thyroid Cancer and Nuclear Accidents」の単行本を編集し出版しました。

チェルノブイリ原発事故から30年、福島原発事故から5年の節目に、2016年9月日本財団主催、長崎大学、福島県立医科大学、そして笹川記念保健協力財団との共催で開催された第5回福島国際専門家会議の集大成です。「原発事故と甲状腺がん」の関係について、世界の専門家の見解や国際機関のデータを中心に取り纏め、福島の現状と甲状腺の課題についても客観的な情報が紹介され、計20編の論文として網羅されています。第一筆頭著者と共著者合計72名が246ページの刊行に貢献し、本領域における世界的な教科書としての活用が期待されます。

 

(紹介Website; Thyroid Cancer and Nuclear Accidents)

https://www.elsevier.com/books/thyroid-cancer-and-nuclear-accidents/yamashita/978-0-12-812768-1