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スネーク型外科医療機器開発など医療工学の研究がSCI国際学術ジャーナルに掲載

2017年12月08日

生物運動機能等を応用した新型医療機器の研究成果が医療工学分野のSCI国際ジャーナルに掲載されました。

これは医学部ハイブリット医療人養成コース(永安武医学部長他)と工学研究科未来工学センターライフイノベーション分野(海洋未来イノベーション機構山本郁夫教授他)との医療工学研究の成果が学術面で世界的に評価されたものです。

本研究ではCADと3Dプリンタによるシームレスな医療機器設計開発法を構築し、新しい医療機器を発案検討しやすい環境を整えました。

成果例として、スネーク(蛇)型の柔軟性機構をいた鏡視下結紮(けっさつ)医療機器は手術中の糸の縫合の結束を容易にし、バルーン式肺臓鉗子は空気を膨らますことにより肺臓を傷つけることなく手術を行えます。また、手術習得に有用で超音波抽出に優れた精巧な甲状腺ファントムを3Dプリンタによる独自手法で開発しました。さらに、サメ肌機構を用いた把持しやすい鉗子、攝子も実用化してます。

今後も、医者に使いやすく患者に優しい高度で実用的な医療工学の研究開発に取り組んでいく予定です。


掲載論文:

Rui Zhu, Ikuo Yamamoto, Murray Lawn, Yasumasa Hashimoto, TakeshiNagayasu, Naoya Yamazaki, and Keitaro Matsumoto,
Research and Development of aLaparoscopic Surgical Device for Ligating Endless Organs Based on a Flexible Structure”,
Journal of Computer Assisted Surgery,22;sup1,pp.36-44,IF1.667,2017

Masayuki Baba,Keitaro Matsumoto,Naoya Yamasaki,Hisakazu Shindo,Hiroshi Yano,Megumi Matsumoto,Ryota Otsubo,Murray Lawn,Naoto Matsuo,Ikuo Yamamoto,Shigekazu Hidaka,and Takeshi Nagayasu,
Development of a Tailored Thyroid Gland Phantom for Fine-Needle Aspiration Cytology by Three-Dimensional Printing”,
Journal of Surgical Education, 2017 Jun 19, IF 2.163,2017

Yoshihiro Kondo,Daisuke Taniguchi, Keitaro Matsumoto, Takeshi Nagayasu,Murray Lawn,and Ikuo Yamamoto,
Development of Balloon Based Organ Retractor for Laparoscopic Surgery",
Journal of Mechanics in Medicine and Biology(JMMB), Vol.17, No.7, 1740024(13pages), IF 0.934,2017

スネーク型柔軟性機構を用いた鏡視下結紮医療機器
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バルーン式肺臓鉗子
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穿刺吸引細胞診用甲状腺ファントム

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