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日本産ヒョウモンダコの毒保有量と体内分布についての研究を発表

2018年09月28日

   ヒョウモンダコHapalochlaena fasciataは猛毒のテトロドトキシン(TTX)を保有する危険生物として知られ、近年日本沿岸で出現報告が相次いでいます。このたび、日本国内に分布する個体の毒の保有量と体内分布を、水産・環境科学総合研究科の竹垣毅准教授と高谷智裕教授らの研究グループが調査・測定し、同研究科博士前期課程1年の山手佑太氏が平成30年度日本水産学会秋季大会で研究発表しました。
   日本国内で採集された13個体のヒョウモンダコを分析したところ、過去に報告されているオーストラリア産個体と同様に、全ての個体からTTXが検出されました。TTXは唾液腺だけでなく筋肉や表皮からも検出されており、ヒョウモンダコがTTXをカニや貝等の餌生物を採餌する際に利用しているだけでなく、捕食者からの防衛や反撃にも利用していることが示唆されました。

   本研究で分析した複数の個体の唾液腺からは高濃度のTTXが検出されています。もし人が咬まれたり、食べたりした場合には中毒ないし最悪の場合死に至る可能性があります。もしヒョウモンダコを発見しても絶対に触ったり、食べたりしないでください。

 

図1.ヒョウモンダコ

図1. ヒョウモンダコ

 

   より詳しい研究内容は以下までお問い合わせください。また、ヒョウモンダコを目撃した場合もご連絡頂けると幸いです。

長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
准教授 竹垣 毅
TEL:095-819-2819
E-mail: takegaki*nagasaki-u.ac.jp(*を@に変えてください)

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