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環境科学部 五島聖子教授の研究チームによる「香りの研究」が 国際的総合ジャーナルに掲載されました

2020年03月05日

高齢化が進む先進国の中で特に注目されているのが、特効薬のない認知症に対する非薬物療法です。
今回、長崎大学環境科学部の研究チームが従来の常識を覆すアロマの効果を発 表し、世界の注目を浴びています。
環境科学部五島聖子教授の研究チームによる論文 "The Effect of Eucalyptol on Nursing Home Residents (ユーカリプトルの介護施 設の入居者への影響)"が、イギリスのネイチャー・リサーチ社によって刊行されているScientific Reportsに掲載されました。この雑誌は自然科学と健康科学のあらゆる領域を 対象としたオンラインで、オープンアクセスの世界で特に権威のある学術雑誌のひとつと評価されており、毎月、数百万人にも上る世界中の科学者がアクセスしている世界最大の学術 雑誌です。

この研究論文は、健常者でも感知できない程度の微香が、長時間の暴露によって認知症患者 にも効果があることを発表したもので、香りを感知できない高齢者にアロマ療法は効果がな いとされていたこれまでの常識を覆すものです。
この研究は施設などに住む高齢者の生活の質の改善に向けて大きな貢献が期待できる研究として、その重要性、社会性などの観点から Scientific Reportsに掲載されました。
長崎から発信された研究成果が、高齢化に悩む先 進国の間で国際的なセンセーションを巻き起こすかもしれません。

◆学術雑誌『Scientific Reports』
論文掲載URL: http://www.nature.com/articles/s41598-020-61045-8

【本リリースに関するお問い合わせ先】
環境科学部 教授 五島 聖子
TEL:095-819-2740
Mail:gotos*nagasaki-u.ac.jp(*を@に変換してください)

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