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モジュール方式による教育とは

 これまでの全学教育は(今までは教養教育を全学教育と呼称)たくさんの科目の中から興味のあるものを学生が選び、幅広い知識を得ていました。
 しかし、モジュール方式による教育の採用によって、教養教育の学びが変わります。
 従来のように様々な科目から授業を選ぶのではなく、現代的な課題となっているテーマのもとに集められた授業科目群(これをモジュールと呼びます)の中から興味のあるモジュールを一つ選び、それらを学習することによって、そのテーマに関する多面的な見方、考え方を身につけることができるようになります。
 したがって、専門分野とは異なる分野のモジュールを選んだ場合には、その分野にも造詣が深くなり、二つの専門分野の資質を身につけることができるようになります。
 例えば、医学部の学生さんが経済に詳しい人になったり、工学部の学生さんが環境に詳しい人になることもできます。
 長崎大学の学部構成や得意分野に応じて、「長崎大学ブランドの卒業生」になってもらいたいという願いから、 こうした教育プログラムが生まれました。

モジュールの考え方についてのスライド

また、学生はそれぞれの興味・関心に従って、一つのモジュールを選び、それに含まれる授業科目に積極的に取り組むことによって、社会の求める批判的精神や探究能力などの基盤を身に付けることができるようになります。