本学のスローガン「地球の健康のために貢献する大学」は、教職員のためだけのスローガンではありません。本学学生においても、学業、課外活動、学生生活すべての場面でこれを意識し、「地球の健康のために貢献する人材」となって卒業後のそれぞれの進路で活躍してほしいと切に願っています。
本学では、令和3年度より「プラネタリーヘルス入門」科目を開講し、これを本学全学生の必修科目とします。入学してきた全1年生1600名余りを対象に、本学の全10学部からなる講師陣にて「なぜプラネタリーヘルスなのか」「プラネタリーヘルスに貢献するために必要なこと」といったプラネタリーヘルスマインド(向き合う姿勢)を涵養するとともに、「学生それぞれの学部専門教育での学習がどのようにプラネタリーヘルスへと繋がるのか」といった学習意欲やキャリア観を醸成していきます。
環境問題に加え経済や教育の格差、文化的衝突や核兵器問題、医療・福祉や感染症、多くの問題が複雑に絡み合いながら、プラネタリーヘルスを脅かしています。これらに立ち向かっていくためには、様々な専門知を磨き上げるとともに、その知を循環・連鎖させ、新しい知を、新しい価値を創出してく必要があるでしょう。しなやかな思考力を備え知的探究心に満ちた人材を社会へ輩出すべく、本学はこれからもプラネタリーヘルス教育を充実させていきます。
□学生たちの取組
・プラネタリーヘルスアイデアコンテストを開催(2021.3.18)
□2021年度必修科目「プラネタリーヘルス入門」
各講義の概要
SDGsの先へ ーPlanetary Healthへの挑戦ー
Planetary Health実現のための取組み
Planetary Healthを学ぶ皆さんへ