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3班「魚種を判別するにはどんな情報が必要?」


海洋生産システム学講座
漁業技術研究室
准教授 広瀬 美由紀


超音波を利用した音響カメラは,水中照度や透明度に関係なく観測が可能なため,夜間や光の届かない海中での生物の行動や分布の観測ができます。しかし,得られる画像がモノクロ画像であるため,魚種の判別が難しいという短所があります。この研究では、複数魚種を撮影した音響カメラ画像から魚種別の特徴を様々な視点から見出し,何に注目すると魚種の判別に繋がるのかについて研究を行いました。
この研究が進むと,複数魚種が生息する海域での魚種別の観測が可能となるため,より多くの魚種の詳細な生態が明らかになります。








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 1班「大村湾に生息するフグの毒性~コイを用いたアッセイにより毒性を評価できるか?」
 2班「ひずみゲージを使った魚の引っ張り力計測釣り竿の制作」
 3班「魚種を判別するにはどんな情報が必要?」
 4班「海藻色素の分離と吸収スペクトル測定」
 5班「魚の寄生生物の観察と薬剤処理による駆除」
 6班「帆をあげろ!櫂を持て! 船、その推進抵抗の世界」
 7班「海の酸性化が海洋生物に与える影響の検討」
 8班「堆積性海岸に生息する潜砂性二枚貝の潜砂能力の定量」
 9班「水産食品に含まれる抗酸化活性の評価」
 10班「刺身の血合筋はなぜ色変わりをするのか?」