海洋生産システム学講座 |
超音波を利用した音響カメラは,水中照度や透明度に関係なく観測が可能なため,夜間や光の届かない海中での生物の行動や分布の観測ができます。しかし,得られる画像がモノクロ画像であるため,魚種の判別が難しいという短所があります。この研究では、複数魚種を撮影した音響カメラ画像から魚種別の特徴を様々な視点から見出し,何に注目すると魚種の判別に繋がるのかについて研究を行いました。
この研究が進むと,複数魚種が生息する海域での魚種別の観測が可能となるため,より多くの魚種の詳細な生態が明らかになります。