ホーム > 長崎大学について > 学長メッセージ > 齋藤元学長 > 医歯薬学総合研究科熱帯医学専攻(修士課程)開講式における学長挨拶
2002年04月08日
ご来賓,ご出席の皆様,こんにちは。長崎大学長の齋藤寛でございます。
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科熱帯医学修士コースの入学式を祝うこの特別な機会に参加させていただきましたことは,私にとりまして非常に大きな喜びであります。
長崎大学は,昨年の11月に1857年の創立から150周年を迎えました。
本学は世界トップレベルの研究水準を維持することを使命としており,特に感染症の研究教育では高い評価をいただいております。
本日,熱帯医学修士コースはその歴史に新たな1ページを加え,感染症の研究教育を発展させるとともにこの分野における専門家をより多く養成すべく邁進します。
熱帯医学に特化した1年制の大学院はこれが日本で最初であり,世界有数の感染症研究大学院となることを目指しています。
皆さんは,本コースの第3期生です。
世界各国から入学生を迎えられたことを大変光栄に,また嬉しく思います。
私は,本コースを修了した皆さんがいつの日か世界の死亡原因第一位であり人類の敵である感染症を征服してくださるものと確信しています。
「学生顧客主義」は長崎大学のモットーです。本学は,全力を挙げて皆さんを支援することをお約束します。長崎滞在中は,最高の研究成果を収め健康でお過ごしになられますよう祈念しております。
ご静聴,ありがとうございました。